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8強すべて1次L1位突破国 延長5試合は過去最多

[ 2014年7月3日 05:30 ]

 W杯ブラジル大会の決勝トーナメント1回戦8試合が終了。8試合中、5試合が延長戦まで突入、うちPK戦は2試合あった。16カ国による決勝トーナメントが行われるようになった86年大会以降、延長戦5試合は90年の4試合を抜く最多、PK戦2試合も最多、3点差以上の試合がなかったのは初めて。接戦が多かったことは数字にも表れている。

 ところが準々決勝に勝ち上がった8カ国はすべて1次リーグ1位チーム。前回大会の8強もガーナ以外は1次リーグ1位だった。今後はベスト8以上に勝ち上がるには1次リーグ1位突破が条件となりそうだ。

 大陸別では欧州4、南米3、北中米1。南米は5カ国が16強に勝ち上がるも直接対決が2試合あったのは不運だった。欧州は前回よりも1増。北中米はコスタリカが02年の米国以来、3大会ぶりの8強進出となった。

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2014年7月3日のニュース