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富山 “進退伺”提出の安間監督が続投 最下位でJ3降格危機も…

[ 2014年7月3日 17:29 ]

 J2富山は3日、今季は引き続き、安間貴義監督(45)に指揮を委ねることを決定したと発表した。

 安間監督は、今季前半戦が残り5試合となった時点で3勝できなければ自身の進退をクラブの判断に任せるとの“進退伺”を提出。条件は満たされなかったが、クラブは総合的に判断した結果、今季は引き続き安間監督に指揮を任せることで決定したという。

 クラブによると「安間監督の選手指導には定評があり、これまでチームは着実に成長してきている。こうした中、本クラブへ移籍してくる選手の多くは、安間監督の魅力と目指すサッカースタイルの下での成長を期待してチーム一丸となって努力しており、安間監督からの提案があった湘南戦以降、札幌戦、長崎戦では、その成果が着実に現れている」ことが続投を決めた大きな理由。さらに「シーズン後半戦において、J3降格圏を脱し、順位を上げていくためにも、早急に補強作業に入ることが必要なため」としている。

 安間監督は甲府でコーチ、監督を歴任し、2010年にヘッドコーチとして富山入り。同年9月から監督に昇格して指揮を執っており、今季が5年目。今季はU―21日本代表MF中島翔哉(19)、FW白崎凌兵(21)ら前線に豊富なタレントを抱えながら、2勝2分け16敗で最下位に低迷し、J3降格危機に直面している。

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2014年7月3日のニュース