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W杯開幕戦のサンパウロ 地下鉄ストは回避

[ 2014年6月12日 12:01 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)の開幕戦が行われるブラジルの最大都市サンパウロの地下鉄職員労働組合は11日、賃上げを求めて5日から行っていたストライキを中止することを決めた。AP通信が伝えた。

 地下鉄は開幕戦が行われる競技場とサンパウロ中心部を結ぶ主要な交通手段。W杯が冒頭から大混乱に陥る事態は回避される見込みだ。

 組合側は9日からストを中断していたが、11日に正式に中止を決めた。ただ、大会期間中にストを再開する可能性は否定していない。

 一方、決勝戦などが行われるリオデジャネイロの2空港の職員組合は11日、賃上げを求める24時間ストを12日に行うことを決定。預け入れ荷物を取り扱う職員らの20%が業務を停止する。

 また、日本戦が19日に行われる北東部ナタルでも、12日からバス運転手が少なくとも24時間のストを実施するという。(共同)

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2014年6月12日のニュース