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選手たちも懸念?W杯会場“緊急事態”のピッチ状態

[ 2014年6月12日 14:56 ]

 「ピッチは水分を含みしっかりと手入れされていなければいけない」。そう語るスペイン代表FWジエゴ・コスタの言葉とは裏腹にW杯で使用されるいくつかの会場のピッチ状態は“緊急事態”のようだ。

 特に14日のイングランド対イタリアの試合を含め4試合の開催を予定しているマナウスのピッチ状態は深刻で、イタリアサッカー協会副会長のディメトリオ・アルベルティーニ氏が「表面が茶色だ」と語るように芝はカラカラに乾き、表面は茶色がかってまだらな部分が存在する。

 マナウスのグラウンドキーパーも「はっきり言って状態はかなり悪い。ピッチを良い状態にするため、化学肥料の量を増やすなど緊急の措置をとっているが、(試合のある)週末までには間に合わないだろう」と語り、「ブラジルのような多様な気候において、ピッチをFIFAの定めた一定の基準に維持することは容易ではない」と、その管理の難しさを吐露していた。

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2014年6月12日のニュース