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初快挙!!ブラジルW杯開幕戦は日本人審判団が担当

[ 2014年6月12日 05:30 ]

W杯ブラジル大会で開幕戦を担当する(左から)名木利幸副審、西村雄一主審、相楽亨副審

 FIFAは10日、W杯開幕戦のブラジル―クロアチア戦の審判団に西村雄一主審(42)、相楽亨(37)、名木利幸(42)の両副審を指名したと発表した。日本人審判員がW杯開幕戦を担当するのは初の快挙となる。

 西村主審と相楽副審は4試合を担当した10年南アフリカ大会に続き2度目のW杯で、名木副審は今回が初出場。西村主審は南アフリカ大会準々決勝のオランダ―ブラジル戦で相手を踏みつけたブラジルMFフェリペ・メロを一発退場としたが、激しい試合での冷静な判定が称賛され、昨年のコンフェデ杯でも高評価を受けていた。W杯へ向け「僕らの所作が世界に見られる。シグナル一つとってもしっかりやらないと」と話す西村主審に対し、日本協会の大仁会長は「代表が決勝に行ったようなもの」と称えた。

 一方、ブラジルメディアは西村主審について、代表チームが敗退したオランダ戦でレッドカードを示す写真を掲載し「因縁の審判員」と一斉に報じた。有力紙グロボは「精力的で規律がある」と評価しながらも「ブラジル人には良い記憶を思い起こさせない」と伝えた。

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2014年6月12日のニュース