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ザック監督、白星締めも内容に不満「このチームはこんなものではない」

[ 2014年6月7日 11:14 ]

<日本・ザンビア>ピッチに指示を送る日本代表のザッケローニ監督。右は負傷したFW岡崎(ゲッティ)

国際親善試合  日本4―3ザンビア

(6月7日 米国・タンパ)
 “仮想コートジボワール”として臨んだザンビアとのW杯前最後の一戦は終盤での逆転勝ち。ザッケローニ監督は開口一番「あまりよくなかったと思う。内容に関しては満足していない。もうちょっとできるかな」とやや不満な試合内容であったと振り返った。

 2試合連続で先制点を奪われる苦しい展開には「(試合への)入りが悪い。ゲームが読めていない」と分析。この日は親善試合であることを考慮に入れながらも「本番ではこういうことがあってはならない。このチームの力はこんなものではない。もっともっとできる」と語り、「これから本番までの一週間でベストの状態に臨めるように準備しなければならない」と気を引き締めていた。

 W杯初戦、コートジボワール戦での先発11人は「まだ一週間あるので、時間をかけて決めていく」と具体的な明言は避け、「チームを信頼しているし、選手がどのようなプレーをするかを理解している」と最後に語ると、指揮官の表情はやや緩んだ。

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2014年6月7日のニュース