ギリシャ、白星でＷ杯へ弾み　サントス監督「全員準備できている」

　サッカーの国際親善試合が６日、各地で行われ、日本がワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会１次リーグＣ組で対戦するギリシャはボリビアに２―１で勝った。ほぼベストメンバーのギリシャは前半にコネが頭で先制。後半にもＣＫからカツラニスが加点した。守備も安定していた。

　主力をそろえたギリシャが白星でＷ杯に弾みをつけた。サントス監督が「全員準備はできている」と語った通り、順調な仕上がりを示した。

　攻撃は前半にコネ、後半９分にもＣＫからカツラニスが追加点を奪うなどそつがなかった。特に左サイドのサマラスが効果的な働きを見せた。１９２センチと大柄だが、豊富な運動量と力強いドリブル突破で、再三好機を演出した。

　守備陣も主力のパパスタソプロスを欠いたが、選手を入れ替えながら、さまざまな組み合わせを試した。（共同）