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【出場国チェック・H組】ベルギー“100億円男”アザールがけん引

[ 2014年6月7日 11:38 ]

欧州クラブで活躍する選手が多いベルギー代表を引っ張るMFアザール(AP)

 W杯ブラジル大会のダークホース候補が、02年日韓大会以来の出場となるベルギー。マンチェスターUで香川の同僚の26歳MFフェライニ、エバートンで今季15ゴールの21歳FWルカクら、欧州の主要クラブで活躍する若手を多数擁するタレント軍団の中で、10番を背負って攻撃の中心となるのが23歳のMFアザールだ。

 スピードのある突破からゴールを奪う攻撃的MFで、2列目ならどこでもプレー可能。チェルシー加入2季目の今季はチーム最多の14ゴールを挙げた。今季から指導する名将モウリーニョ監督は「全てにおいて進歩している。才能があるだけでなく、より守備などでもチームに貢献し、責任を背負おうとしている」と精神的な成長を認める。

 今夏移籍市場の主役の一人だ。チェルシーは3日、アザールが来季から背番号10をつけると発表。残留確定かと思われたが、翌4日付の英紙サンは、獲得に動いているパリSGが移籍金6000万ポンド(約103億円)を用意すると報じた。“100億円の男”がブラジルでブレークすれば、その価値はさらに高まることになりそうだ。

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2014年6月7日のニュース