本田出直し1勝 移籍消滅後クラブ初公式戦でフル回転

[ 2013年9月15日 06:00 ]

ロストフ戦の後半、攻め込むCSKAモスクワの本田(右)

ロシアリーグ第8節 CSKAモスクワ1―0ロストフ

(9月14日)
 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(27)が14日、本拠でのロストフ戦にトップ下で先発し1―0の勝利に貢献した。今夏のACミラン移籍消滅後、クラブでは初めての公式戦で自身1カ月半ぶりとなるフル出場。日本代表では初の3戦連続ゴールを決めた絶対的エースが、今冬のビッグクラブ移籍、さらに来年のW杯ブラジル大会を見据え再スタートを切った。

 相思相愛だったイタリアの名門への移籍がかなわず、少なからず失意を味わったはずの男に心の隙は一切なかった。0―0の後半26に鮮やかなカウンターから先制に成功すると、本田の目の色が変わった。30分にゴール右寄り約30メートルの位置から左足で強烈なミドルシュートを放てば、終了間際にはFWムサへ絶妙なスルーパスを通すなど次々と好機を演出。追加点にはつながらなかったが、FK弾で今季初得点を挙げた7月28日のロコモティフ・モスクワ戦以来となるフル出場でホームの大観衆を沸かせた。

 ACミラン入りは秒読み段階とまで報道されながら、今夏での移籍は実現しなかった。それでも、中核を担う日本代表では8月のウルグアイ戦から3試合連続ゴール。「コンフェデ杯後にも言ったけど、ちょっとの自信だと思う。ボール保持率とか同等以上にやれている部分もある。結局、攻撃陣は最後のフィニッシュの部分。守備で言えば体を張る部分でちょっとの差」と、自らの去就が騒がれる中でも代表チームを強くしようと必死に戦い続けた。

 CSKAとの契約は今年の12月末で終了。「次の冬の移籍期間でロシアを離れるのは確実。ただ、自分のキャリアを続けていく上で選択肢はミランのみというわけではない」と本田は言う。実際にアーセナルなどの強豪が獲得に興味を示しているとも伝えられている。念願のビッグクラブ移籍は冬までの活躍次第。中2日で迎える17日の欧州CL1次リーグ、昨季王者バイエルンMとの一戦が最初の試金石となる。

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