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田中陽 1ゴール1アシストも「課題ばかりのゲームだった」

[ 2012年8月22日 21:19 ]

<日本・ニュージーランド>前半、競り合う田中陽(中央)
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U―20女子W杯1次リーグA組 日本2―2ニュージーランド

(8月22日 宮城スタジアム)
 小さな司令塔が、勝ち点1を呼び込んだ。JFAアカデミー福島出身のMF田中陽子(19=INAC神戸)は、同じ東北の宮城スタジアムで行われた一戦に「精いっぱいプレーしている姿を見てもらいたい」と思いを込めて臨み、1ゴール1アシストで日本の全得点に絡んだ。

 試合前に「攻撃の起点になって得点に絡みたい」と話していた通りの活躍。ただ、2点を先行され、なんとか追いついての引き分けに「課題ばかりのゲームだった」と振り返った。「自分のミスもあったし、絶対に追いつこうと思っていた。初戦(メキシコ戦)は(4―1で)快勝した分、今回はうまくいかないと思っていたけど、やっぱりうまくいかなかった」と肩を落としたが、自ら演出したFW道上彩花(宮城・常盤木学園高3年)の同点ゴールには「本当にうれしかったです」と笑顔を見せた。

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2012年8月22日のニュース