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INAC 沢ら代表組が合流!浦和戦はベストメンバーで

[ 2012年8月22日 06:00 ]

4対2のパス回しで、大野(右)が出したパスを、元気に追いかける沢(左は高瀬)

 INAC神戸のMF沢穂希(33)らなでしこジャパン勢が21日、神戸市内での練習に五輪後初めて合流。前日20日に五輪メダリストの銀座パレードで50万人から祝福されたが、お祝いムードはいったん封印。五輪からINAC神戸の3冠獲りへシフトする。

 最高気温32度の炎天下にもかかわらず、7月8日のリーグ杯以来、約1カ月半ぶりの合流に沢のテンションは上がった。最初は別メニューだったがミニゲームにも参加。ポニーテールをなびかせボールを追いかけた。

 「これからはINACのサッカーをたくさんの人に見てもらえるよう結果にこだわってグラウンドで表現したい」。チームは現在無敗でリーグ戦、リーグ杯、全日本選手権の3冠が目標。リーグ序盤は万全でなかった沢も五輪でベストパフォーマンスを披露。貢献度はさらに高まるはずだ。

 この日の練習を見守った星川監督は「コンディションが良ければベストメンバーでいかない理由はない」と、25日の浦和戦(ND山形)で沢をはじめ代表7人のスタメン起用を明言。日本のエースが国内での“金メダル”を目指して再出発する。

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