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ブラジル、ゲーム支配も「才能だけでは不十分」

[ 2012年8月5日 06:00 ]

ロンドン五輪 サッカー女子準々決勝 ブラジル0-2日本

(8月3日 カーディフ )
 敗れたブラジルのマルタが悲嘆に暮れた。2大会連続銀メダルから初の金メダルを狙ったロンドンで8強止まり。5大会連続出場の強豪が初めて4強を逃し「とても厳しい結果。内容では日本より良かった」と嘆いた。

 パスワークが売り物の日本をボール支配率64%で圧倒し、シュート数でも21―10の大差をつけた。立ち上がりから押し気味に試合を進めたが、一瞬の隙を突かれて2点を失った。

 身体能力やスピードで相手を上回りながら、組織的な守備に苦しんで決定打を欠いた。FWクリスチアネは協会の育成や強化方針を疑問視。「日本には長期的な計画があって世界王者になった。才能だけでは不十分」。成長を続ける日本に敗れ、いら立ちを募らせた。

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2012年8月5日のニュース