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本職以上!?“FW闘莉王”びっくり4発!

[ 2012年8月5日 06:00 ]

<名古屋・神戸>後半43分、自身4点目のゴールを決めて喜ぶ名古屋・闘莉王

J1第20節 名古屋5-1神戸

(8月4日 瑞穂陸)
 J1第20節は4日、9試合が行われ、神戸とホームで対戦した名古屋は、この日もFWで先発した田中マルクス闘莉王(31)の4得点の活躍で5―1で快勝した。首位の広島が清水に逆転負けし、横浜と引き分けた仙台が勝ち点38で首位に再浮上した。

 FW闘莉王が得点センスを見せつけた。公式戦3戦連続で1トップ先発。前半2分に、小川のクロスを頭で合わせ先制ヘッドを決めると、同38分に2点目、後半5分にも3点目を決め、浦和時代の08年7月17日の東京V戦以来となるハットトリックを達成。さらに後半43分には4点目を決め、サポーターの歓声を誇らしげに受け止めた。

 2点目以降は、すべて速攻から決めるパターン。「チームが苦しい中で穴埋めのような状態ですけど、どこでやっても一生懸命やるだけです」と謙虚に振り返った。

 今後のFW起用にも期待が集まるが、本人はあくまでケネディ(故障離脱)のピンチヒッターを強調する。「今日もいきなり(FW起用)ですよ。昨日だってセンターバックやってたし」と話し、得点について聞かれる度に「オレ、DFですから」を繰り返した。

 ≪DF登録では初≫名古屋DF闘莉王が4ゴール。ハットトリックは浦和時代の08年7月17日・東京V戦以来、自身2度目。この日はFWとして起用されたが、DF登録で2度のハットは闘莉王が初めて。また、1試合4得点以上はJ1通算13人目17度目(5得点が4人)。名古屋では99年FW呂比須(5点)01、02年FWウェズレイに次いで4度目。

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2012年8月5日のニュース