沢 110日ぶり代表ピッチも…米国に完敗1―4

[ 2012年6月19日 06:00 ]

<日本・米国>前半、1点目をとられゲキをとばす沢

スウェーデン招待 日本1-4米国

(6月18日)
 五輪前哨戦で最大のライバルに屈した。なでしこジャパンは18日、国際親善大会スウェーデン招待で米国と対戦し、1―4で敗れた。エースのMF沢穂希(33=INAC神戸)はボランチで先発して2月29日のアルガルベ杯ノルウェー戦以来の復帰を果たしたが、得点に絡めずに後半12分に途中交代。守備陣は昨年W杯の雪辱に燃える米国の猛攻を止められずゴールは永里優季(24=ポツダム)の1点だけ。金メダル獲得を目指すロンドン五輪に向けて不安を残した。

 サッカーの神様は110日ぶりに先発で代表ピッチに立った沢に試練を与えた。エースにとっては昨夏のW杯決勝以来の米国戦。しかもスウェーデンは初めてW杯に出場した95年(当時は世界選手権)の場所。しかし、17年ぶりの“凱旋”の余韻は序盤で吹き飛んだ。

 序盤に2失点。リズムをつかめなかったことで“なでしこの心臓”にボールは収まらず、チャンスはほとんどなかった。自身もトラップやパスでミスが目立った。後半12分にはピッチを後にし、4失点の大敗をベンチで目にした。それでも試合が終わると、激闘を繰り広げてきた盟友のワンバックとハグ。その顔には悔しさと復帰できた喜びが入り交じっていた。

 「なかなか自分のプレーができなかった。久しぶりということもあってふがいなかった。4失点は結構、痛いですよね」

 10日の日テレとのリーグ戦(国立)で右太腿を打撲。そこにスウェーデンまでの移動の疲れも重なった。「きょう、疲れているって感じませんでしたか」と聞き返すなど、万全にほど遠いことは自覚していた。それだけに暗さはない。「数カ月やれなかった分、ロンドンで絶対に結果を残したいと思っていますから」。経験豊かなベテランがはじき出したリベンジの目算。ロンドン五輪金メダルへ、大敗を糧にする。

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