“悪童”コンビが2発!イタリア 逆転で決勝トーナメント進出

[ 2012年6月19日 06:25 ]

<イタリア2―0アイルランド>チーム2点目を決めたイタリア代表のFWバロテッリ(左)

欧州選手権グループC イタリア2―0アイルランド

(6月18日)
 ポーランドとウクライナが共催するサッカーの欧州選手権は18日(日本時間19日)、グループC最終節の2試合が行われ、イタリアがアイルランドを2―0で下し、スペインがクロアチアに1―0で勝利し、それぞれ決勝トーナメント進出を決めた。
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 試合開始からグループリーグ敗退が決まっているアイルランドが、積極的に前線からプレスをかける。開始直後、アイルランドがボールを奪うと、チャンスをむかえるが、イタリア守備に抑えられる。

 勝利が突破のためには絶対条件となるイタリアは、3バックから4バックに変更したことも影響したのか、動きに硬さが見られるが、時間が進むにつれて主導権を握る。しかし、引いたアイルランドに対して、効果的な攻撃がしかけられないと、逆にカウンターから危険な場面を何度かむかえる。

 前半24分、26分と続けて、アイルランドがカウンターのチャンスをむかえるが、DFアバーテのクリアなどで阻まれる。同30分を過ぎたあたりから、イタリアが試合を支配すると、サイド攻撃とミドルシュートを合わせて、アイルランドゴールに迫る。

 同35分、イタリアが先制する。MFピルロの左CKにFWカッサーノが頭で合わせると、GKギブンの右手に当たってMFダフがクリアするが、ボールはクリアの前にラインを割っていて、ゴールの判定。

 前半はこのままイタリアの1点リードで終了。同時刻開催のクロアチア―スペインが前半を0-0で終えていたため、この段階ではイタリアが首位通過となる。

 後半に入ってもイタリアが、次々とチャンスをむかえるも、アイルランド守備陣に阻まれる。後半12分、右足の負傷でキエッリーニがDFボヌッチと交代すると、イタリア守備陣のバランスが崩れ始める。同20分、アイルランドがFWロングを投入すると、アイルランドが押しこみ始める。

 同34分、FKからMFアンドリュースが強烈なシュートを打つが、GKブッフォンがセーブ。アイルランドがチャンスを作り出していくも、イタリア守備陣が何とか抑えていく。

 同44分、アンドリュースがこの試合2枚目の警告で退場となると、その直後、CKに途中出場のFWバロテッリが豪快なボレーシュートで叩き込んで、イタリアがリードを広げる。

 試合はこのまま終了し、カッサーノとバロテッリの“悪童”コンビがCKから決めた2得点で、イタリアが勝利。もう1試合はスペインがクロアチアを1―0で下し、勝ち点7で首位通過を決めた。同5のイタリアはクロアチアをかわして2位に浮上し、逆転でグループリーグ突破を決めた。

 グループC首位通過のスペインは23日に準々決勝でグループD2位と、2位イタリアは24日にグループD1位と対戦する。

 欧州選手権は準々決勝に駒を進めるチームが、グループDを突破する2チームを残すのみとなった。グループDは19日(日本時間20日)に、スウェーデン―フランス、イングランド―ウクライナの2試合が行われる。

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