大番狂わせ!!伏兵アポエル、キプロス勢初16強

[ 2011年11月25日 06:00 ]

<ゼニト―アポエル・ニコシア>ゼニトのサポーターによる発煙筒で試合が中断した

欧州CL1次リーグG組 アポエル・ニコシア0―0ゼニト

(11月23日)
 欧州CL・G組、キプロスの伏兵アポエル・ニコシアが番狂わせを演じた。敵地でゼニトの猛攻をしのいで引き分けに持ち込み、1試合を残してG組2位以上が確定。欧州16強に残った。

 「私は世界で最もハッピーな男。3カ月前には夢見ることさえできなかった結果だよ」とヨバノビッチ監督は苦笑いした。

 前身の欧州チャンピオンズ杯では86~87年シーズンに16強に入ったことがあるが、92~93年のCL移行後はキプロス勢で初の決勝トーナメント進出。資金力によるクラブ間格差が広がった近年では奇跡的と言っていい。

 代表はFIFAランク126位でW杯や欧州選手権を未経験の地中海の小国。リーグ王者アポエルの年間予算1000万ユーロ(約10億円)も大会最多優勝を誇るRマドリードの50分の1にすぎないが、ポルトガルやブラジルなど外国人選手を軸に堅守速攻を徹底する。この日はシュート数1―23本という劣勢に耐えた。

 予選2回戦からの参戦で開幕時にはウィリアムヒル社の優勝オッズで最低評価の1001倍だったが、予想外の快進撃。稼いだ賞金は既に1200万ユーロ(約12億円)に達する。「強豪に比べれば小さなチームだが、強いハートがある」と指揮官。今後も目が離せない。

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