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ザック監督イライラ!連係不満で個別指導も

[ 2011年8月4日 06:00 ]

<日本代表・札幌大>練習試合中に不機嫌そうな表情を見せるザッケローニ監督(右はアグレスティ・ヘッドコーチ)

練習試合 日本代表3-0札幌大

(8月3日 厚別)
 日本代表候補は札幌合宿最終日の3日、札幌大と練習試合を行った。3―0で勝利を収めたものの、ザックジャパン初招集選手が13人いることもあり内容は低調。アルベルト・ザッケローニ監督(58)もイライラを隠せず、ハーフタイムに選手を呼び付けて個別で指示を出すなど不満の残る一戦となった。

 明らかにいら立っていた。前半を終えると、ザッケローニ監督はベンチを飛び出した。西、永井、山田ら選手を次々と呼ぶと、通訳を介して身ぶり手ぶりを交えながら前半の修正点や課題を指摘した。

 試合後は「コンビとか速い攻撃があまりできなかった」と厳しい表情。「今回はチームという所には注目していなかった。個人で何ができるかを見た」との言葉がチームが機能していなかったことを物語った。

 西は「守備の時の体の向きとかを言われました」と説明。永井は「逆サイドにボールがある時はもっと中に入れという指示でした」と明かした。田中にはサイドバックからのボールの受け方、ハーフナーには縦パスを受ける時の顔を出すタイミングなど細かい指示が飛んでいた。

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