30歳代の心筋梗塞…東大・武藤教授「極めて珍しいケース」

[ 2011年8月4日 19:01 ]

 34歳の現役選手だった松田直樹さんが心筋梗塞で倒れてそのまま亡くなったことについて、東大副学長の武藤芳照教授(身体教育学)は「極めて珍しいケース」と驚きを口にした。

 30歳代の若い男性が心筋梗塞で倒れる要因として(1)幼少時に「川崎病」を患った経験がある(2)喫煙習慣がある(3)家族に若くして突然死した人がいる―という点が考えられるという。「川崎病」は主に乳幼児がかかり、高熱や発疹といった症状が出る病気で、武藤教授は「若い人が急死する原因の一つとして知られている」と説明した。

 松田さんが今季から加入した松本山雅FCの百瀬能成チームドクターは「1~2月のメディカルチェックでは全く予兆がなかった。血液検査や心電図、負荷をかけた場合の心電図など、Jリーグ並みの検査をしていた」と述べ、体調面に問題がなかったとしている。

 予防策として武藤教授は「普段と違う異様なだるさ、疲れを感じたら休むこと」と力説。体力に自信がある人ほど体が発する警告サインに鈍感なため「元気な人ほど要注意」と警鐘を鳴らした。

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