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02年メンバーも悲しみ…トルシエ氏「似ている部分あった」

[ 2011年8月4日 19:30 ]

2002年6月、サッカーW杯日韓大会でロシア戦に勝ち、トルシエ監督(中央手前)と喜ぶ松田直樹選手(右端)

 16強入りした日韓共催の2002年W杯を松田さんとともに戦ったトルシエ元監督や仲間たちも、悲しみに包まれた。

 トルシエ氏は総監督を務めるFC琉球を通じ「衝撃を受けた。私の日本での素晴らしい経験の中で強い存在感を残してきた選手」と故人をしのんだ。当時、松田さんとトルシエ氏は衝突することもあったが「彼を見ていた時、私の現役時代を思い出していた。プレー、性格とも似ている部分がたくさんあった」と親近感をにじませた。

 トルシエ・ジャパンの代名詞だったのが「フラット3」。その守備ラインを松田さんと組んだ宮本選手(神戸)は「W杯のロシア戦で勝利したとき、抱き合って喜んだことは忘れられない」。同じく京都の森岡コーチは「マツ(松田さん)と組んでプレーするのが好きだった」と、それぞれクラブを通じて話した。

 元C大阪で02年W杯のチュニジア戦でゴールを挙げた森島氏は「今はまだ信じられない。サッカーに対して人一倍の情熱を持っていた」とコメントした。

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2011年8月4日のニュース