×

途中交代の屈辱も…香川“3戦目の正直”だ

[ 2011年1月16日 06:00 ]

<アジア杯日本代表練習>ザッケローニ監督の目の前でトレーニングに励む香川 

アジア杯 1次リーグB組 日本―サウジアラビア

(1月17日 カタール・ドーハ)
 決戦を2日後に控えた練習。ウオームアップ後のパス練習で日本代表MF香川真司は軽快なボールさばきを披露した。サウジアラビア戦に懸ける思いは強く「ここ2試合は納得いくプレーができていない。ふがいない。(敵陣の)最後の3分の1の精度を上げないといけない」とゴール前でのプレーの精度を課題に挙げて、悲壮な決意を口にした。

 9日のヨルダン戦、13日のシリア戦は左MFで先発。決定機もあったが、決めきれず無得点。シリア戦では後半20分に途中交代を命じられる屈辱も味わった。「相手はがっつり来るし、足先だけのプレーでは勝てない。アジアの難しさを感じるけど、そういう相手にどう戦うかを考えることもいい経験になる」。今季ドルトムントで公式戦27試合12得点を挙げた実力を証明するためにも、このまま沈黙を続けるわけにはいかない。

続きを表示

2011年1月16日のニュース