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松井サウジ戦アウト…右太腿の肉離れが判明

[ 2011年1月16日 06:00 ]

<アジア杯日本代表練習>ザッケローニ監督(左)と話す松井

アジア杯 1次リーグB組 日本―サウジアラビア

(1月17日 カタール・ドーハ)
 日本代表MF松井大輔が右太腿肉離れのため、17日の1次リーグ最終戦サウジアラビア戦を欠場することになった。日本協会の原博実技術委員長が15日の練習中に明らかにした。

 松井は13日のシリア戦に先発し後半終了間際までプレー。長谷部の先制点に絡むなど勝利に貢献したが、その代償は小さくなかった。右太腿に痛みを訴えて14日の練習を回避。そして15日にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた結果、右太腿の肉離れが判明した。

 松井はこの日、練習場に姿を見せたものの、全体練習には参加しなかった。途中、ザッケローニ監督と話し込む場面も見られた。全治までの期間や復帰時期などは明らかになっていない。チームを離脱するかどうかも不明。松井の代役としては、ヨルダン戦、シリア戦と2試合連続の途中出場で試合の流れを変えた岡崎の起用が考えられる。ただ、大きな戦力ダウンとなることは間違いない。

 また、左足首痛で同じく14日の練習を休んだMF本田圭は15日から練習に復帰した。ウオームアップでは、他のメンバーとともに体を動かしたが、その後は別メニューとなり、途中からは隣のジムに場所を移して調整した。こちらも回復具合が心配される。

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