今週の丸山元気!

プラチナポセイドン 1200Mでどこまで頑張ってくれるか

[ 2020年8月14日 15:28 ]

◎丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。

ナイトアルニラム(土曜1R)は追い切りに乗りましたが、悪くない馬ですよ。スタートが決まればもっとやれていいと思います。

シゲルメイオウセイ(土曜2R)は揉まれない競馬がしたいですね。今回も前々で運んで、どこまで粘れるかです。

サバイバルボス(日曜2R)は前走終いに脚を使ってくれましたし、展開がハマるかどうかですね。

ショウナンアストラ(日曜5R)は馬っぷりは良いのですが、追ってから走りがバラバラになったりまだ課題がありますね。いいモノは持っていそうですし、先々は走ってくると思いますが…。

プラチナポセイドン(日曜12R)はダートの方がいいと思いますが、今回は1200メートルに戻ってどこまで頑張ってくれるかですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rナイトアルニラム ☆☆
前走は向正面で一気に脚を使い追い上げた分、最後止まった印象。広い新潟外回りに替わるのは好材料で、末脚に賭ける競馬なら前進は可能か。前走は道悪に泣かされたディアマンテール、前走はマークされる厳しい展開のなか3着と素質示したファビュラスノヴァ、渋太く脚を使うセイウンゴールドが上位候補か。

2Rシゲルメイオウセイ ☆☆
ワンペースで揉まれ弱い面も残るが、今回は同型が少なく先行有利な新潟が舞台。持ち前の先行力を生かして粘り込みがあっても。現状では1200メートルが合うケイアイロトルア、末脚鋭いエリモグリッター、大型馬で叩いて動きが良くなったショーショーショーが上位候補か。

4Rネオデレヤ ☆☆
好位から脚を使い上々の時計で2着した3走前が好内容。1800メートルに距離が延びるのはむしろ歓迎で、展開ひとつで上位食い込みがあっても。初出走になるが、動きが目立ち素質高いバンデアミール、ブリンカー着用でもう一押しを狙うアイアムイチリュウ、渋太さがあるスマートコマンダーが上位候補か。

5Rイワナ ☆☆☆
乗り込み量は十分で、古馬との併せ馬でも遅れなし。仕上がりは良く、初戦から差のない競馬ができても。好馬体で動きも水準以上のマイネルダグラス、再仕上げになるが動き目立つイルーシヴパンサー、仕上がりが早く追ってから味がありそうなサヴァビアンが上位候補か。

6Rカラパタール ☆☆
もう一追いが理想だが、最終追い切りでは楽に南ウッドで67秒台の好時計をマーク。素質は高く初戦から差のない競馬が可能。素軽い動きが目立つブルーライト、中間に水準以上の時計をマークしているブルーダイヤ、好馬体のグラスファミーユが強敵か。

7Rデルニエエトワール ☆☆
前走は9着に敗れたが、道悪で力を出し切れなかった印象。中間に中身の濃い調教を消化し仕上がりは良好。良馬場なら変わる可能性も十分。前走は外枠発走が応えたトロワシャルム、前走は直線で不利があったイルミナル、前走の末脚が目立っていたフェルマーテが上位候補か。

9Rスリリングドリーム ☆
昨秋以降、ワンパンチ足りない競馬続き。立て直した効果で前進があればいいが…。素質高いリーディングパート、好仕上がりのテルツェット、前走の末脚が目立っていたフォースオブウィルが上位候補か。

10Rタガノカルラ ☆☆
他力本願な面は残るが、近2走の末脚は見所十分で、特に前走は2着と好走。1400メートルの実績もあり、展開ひとつで今回も上位食い込みがあっても。渋太さがあるルガーサント、決め手非凡なディアボレット、新潟替わりは好材料のショウナンバニラが上位候補か。

11Rアルーアキャロル ☆☆
大型馬だが休み明けは苦にしないタイプで新潟との相性も悪くない。クラス慣れも見込め前進は可能か。渋太さがあるシスル、末脚堅実なメイショウミライ、立て直して好仕上がりのメイプルグレイトが上位候補か。

日曜日
2Rサバイバルボス ☆☆
勝ち馬には離されたが、前走は直線で見所のある末脚を使い5着。叩いた上積みが見込め、展開ひとつで食い込みがあっても。ダートに替えて2戦連続で2着のドリームメッセージ、近走安定しているアンブローニュ、長くいい脚を使えるファクトベースが上位候補か。

5Rショウナンアストラ ☆☆
丸山騎手のコメントは慎重だが、入念に乗り込まれて中間に水準以上の時計もマーク。馬体の良さも目立ち素質は確か。最終追い切りで好時計をマークしたセータステソーロ、仕掛けてからの反応が鋭いヴェイルネビュラ、一追い毎に動きが良くなっているアポロミラクルが強敵か。

6Rファクタークニアキ ☆
新馬戦では4着と健闘も、その後の成績が一息。立て直した効果と初めてのブリンカー着用でどこまで変わるかだが…。2着3回と今の未勝利なら実績上位のクーレクー、前走2着と直線競馬の適性示したレイチェリー、調教の動きがいいハワイアンムーンが上位候補か。

9Rトレンドライン ☆☆
末脚一辺倒の脚質で展開に左右される面は残るが、過去に現級2着があり通用する脚力はある。展開次第では食い込みがあっても。3戦2勝とまだ底を見せていないオーバーディリバー、新潟は2戦2勝のショウナンマリオ、渋太さがあるメイショウソテツが上位候補か。

11Rプロディガルサン ☆☆
前走勝ち馬には離されたが、2着馬とは僅か0.2秒差と復調気配。過去に東京新聞杯2着など重賞でも通用するポテンシャルは持っており、展開ひとつで食い込みがあっても。前走は道悪の分伸びきれなかったアンドラステ、末脚堅実なサトノアーサー、本調子に戻ってきたミラアイトーンが上位候補か。

12Rプラチナポセイドン ☆☆☆
前走は8着だったが、1400メートルは少し長かった印象。休み明けになるが中間の動きは良く、1200メートルに戻して前進は十分可能。チークP着用でもう一押しを狙うグランチェイサー、決め手上位のグッドマックス、近走安定しているマイネルテナシャスが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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