今週の丸山元気!

スティッフェリオ 札幌記念で地力立証 ここなら「チャンスは十分ある」

[ 2018年11月9日 17:30 ]

今週は土日合わせて13鞍に騎乗します。

バイオスパーク(土曜10R)は前走頑張ってくれたように力があるのは分かっていますし、あとはスタートだけ。ゲートが怪しいところがあるので、そこに気を付けたいですね。

リュミエールドール(日曜2R)は正直まだ掴み切れていませんが、安定して走ってくれますからね。未勝利を勝った福島で更に上位を目指したいと思います。

スティッフェリオ(日曜11R)は強いメンバーが揃っていた札幌記念でも一瞬オッというところを見せてくれましたからね。行きたい馬が何頭かいますが、この馬はスタートを出たところで競馬ができますし、チャンスは十分あると思っているので楽しみにしています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

1Rリワードアンヴァル ☆☆ もうひと押しが課題だが、ダート路線に変更後は安定した成績。流れひとつで食い込みがあっても。距離延長は好材料のビルジキール、前走の末脚が良かったタキシードジャンク、叩いて調教の動きが良くなったラインリンクスが上位候補か。

3Rフラッシュノワール ☆ 大崩れは少ないが、ワンパンチ足りない競馬続き。坂の緩い福島でもうひと粘りがあればいいが…。メンバーの揃っていた前走で3着と好走したパリテソーロ、先行力があるミリオンゲーム、叩いた上積み十分のシャウエンが上位候補か。

5Rモンタナウインド ☆☆☆ 水準以上の時計をマークし、スピード感十分の動きを披露。小回り1200メートルは合いそうなタイプで、初戦から上位争いは十分可能。一追い毎に素軽い動きになってきたリュウグウヒメ、乗り込み十分のヘアピンローズとトミケンミステリオが強敵か。

9Rホープフルスター ☆☆ ダートに替えて2戦連続で5着。大型馬で使いつつ内容は良くなっている印象で、ローカルでやや低調な今回の組み合わせなら前進可能。終い堅実なアスカノハヤテ、堅実なコロニアルスタイル、短距離は合うプリンセスヨウクが上位候補か。

10Rバイオスパーク ☆☆☆☆ 前走は好位から脚を伸ばしてタイム差なしの2着。立ち回りが上手で小回り替りはむしろ好材料。流れひとつで今回も上位争い可能。1000万でも勝ち負けの競馬をしているサンシロウ、芝で安定してきたトミケンボハテル、前走は不利があったモザイクが強敵か。

日曜日

2Rリュミエールドール ☆☆☆ 11戦連続で掲示板と安定した成績。福島は未勝利勝ちした舞台で、流れひとつで上位食い込み可能。叩いた上積み十分のイセベル、好仕上がりのサニーレイ、相手なりで堅実なメモリーコウが強敵か。

6Rサンシャーロット ☆☆ 前走は前残りの新潟、2走前は直線で行き場がなく成績は一息だが、終いはしっかり脚を使えるタイプ。展開次第で上位食い込みがあっても不思議ではない。2戦連続で2着のカレンカカ、器用さがあるライナス、長く脚を使えるイチネンプリンスが上位候補か。

7Rラヴベローナ ☆☆☆☆ 道悪で終始ノメっていた前走は参考外。レコードで未勝利勝ちした馬で、良馬場なら変わる可能性十分。福島で現級勝ちがあるイタリアンホワイト、前走はスタート後に不利があったパルクデラモール、好仕上がりのエバーミランダが強敵か。

8Rラノカウ ☆ 500万に昇級してから9着、13着。立て直した効果で前進があればいいが…。1200メートルは合うブレイズラン、立ち回りが上手なグリニッチヴィレジ、好仕上がりのダウンタウンキラリが上位候補か。

9Rアドマイヤホルン ☆ 近走成績が一息。コース替りで少しでも前進があればいいが…。前走は不利があったメイショウカギロイ、終いは堅実なザベストエバー、ダート替りは歓迎のウメタロウが上位候補か。

10Rパイロテクニクス ☆☆☆☆ 前走のすずらん賞では出遅れながらも2着と好走。長くいい脚を使えるタイプで、今回も上位争い可能。折り合い面から距離短縮は好材料のファストアズエバーとスティルネス、前走の終いの脚が目立っていたジャカランダシティが強敵か。

11Rスティッフェリオ ☆☆☆☆ 前走は33秒台の脚を使うも、前が止まらず展開に泣かされた印象。今回は先行馬が揃いハイペース必至のメンバー構成。長くいい脚を使える長所が生きれば重賞制覇の可能性も十分。条件ベストのエアアンセム、渋太さあるマイスタイル、終い堅実なマサハヤドリームが強敵か。

12Rオルトルート ☆☆☆ メンバーの揃っていた前走で3着と500万でもメドの立つ内容。休み明けになるが仕上がりは良く、一瞬の決め手を生かせる小回りの福島もむしろ歓迎。流れひとつで上位争い可能。前走はスタート後に不利があったスズカテイオー、堅実なスワーヴノートン、好仕上がりのダノングレースが強敵か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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