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【帝王賞】伏兵メイショウハリオ初タイトル!歴戦のG1馬ねじ伏せた

[ 2022年6月30日 05:30 ]

帝王賞を制したメイショウハリオ(手前)。鞍上の浜中はゴール後、ガッツポーズ(撮影・郡司修)
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 春のダートチャンプを決定する中央交流重賞「第45回帝王賞」が29日、大井競馬場で行われた。単勝19・2倍、5番人気の伏兵メイショウハリオが直線早め先頭から押し切って優勝、Jpn1初挑戦でビッグタイトルをものにした。また管理する岡田稲男師(61)にとってもうれしいJpn1初勝利となった。

 単勝10倍以下で「3強」を形成したオメガでも、チュウワでも、テーオーでもなかった。それらに真っ向力勝負で馬場の中央を伸び切ったメイショウハリオがダート界の新星に名乗りを上げた。
 オーヴェルニュの果敢な逃げでスタートしてレースの隊列が決まったが、向正面ではクリンチャー、テーオーケインズ、さらに大外からスワーヴアラミスが捲っていく展開で乱ペースに。そんな中でも「テーオーをマーク」と腹をくくっていた浜中は前の4頭を見ながら動かず脚をためた。

 動いたのは3コーナー過ぎ。手綱をしごいてポジションを上げるとテーオーの外に馬体を並べる。右ステッキの連打で直線残り200メートルで先頭に立つとあとは懸命に手綱をしごき続けた。内から伸びるチュウワ、外から伸びるオメガ。最後はチュウワを首差振り切ってウイニングポストを駆け抜けた。

 19年日本ダービー(ロジャーバローズ)以来の“G1級”制覇となった浜中は「めちゃめちゃ気持ちいい。テーオーの後ろで競馬を進めたいと思っていたが、理想通りの競馬ができた。追ってから必ず伸びてくれる馬なので直線は信じて追ったが、よくしのいでくれた」と破顔一笑でレースを振り返った。

 「馬の癖をよく分かっている騎手(浜中)がうまく乗ってくれた。申し分ない内容だった」と岡田師も満足げ。次走に関しては「オーナーと相談してから決める」(同師)と未定だが、浜中の言葉を借りれば「トップメンバーに勝って自信になった。次も期待したい」なら、中央G1タイトル奪取がクッキリと視界に入ってきた。

 ◆メイショウハリオ 父パイロ 母メイショウオウヒ(母の父マンハッタンカフェ) 牡5歳 栗東・岡田稲男厩舎 馬主・松本好雄氏 生産者・北海道浦河町の三嶋牧場 戦績17戦7勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金2億3581万9000円 重賞は22年マーチSに続く3勝目 馬名の由来は冠名+世界一速い鳥類ハリオアマツバメ

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