【神戸新聞杯】マイラプソディ、逆襲へ勝負の猛稽古 帰厩から緩めず“本番仕様”

[ 2020年9月24日 05:30 ]

坂路で軽快に追い切るマイラプソディ(撮影・平嶋 理子)
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 打倒コントレイルへ、マイラプソディが逆襲の態勢を整えた。菊花賞トライアル「第68回神戸新聞杯」(27日、中京、3着まで優先出走権)の追い切りが23日に行われ、マイラプソディ(牡3=友道)は栗東坂路で鋭い伸びを披露。デビュー3連勝を飾った素質馬が、無敗2冠馬に一矢報いるか。

 必ずや、巻き返しの秋としたい。2歳時は“西の横綱”と騒がれながら、3歳を迎えて低迷しているマイラプソディだが、秋の始動戦に向けて実に入念に乗り込まれてきた。8月14日に帰厩後、先週までに速い時計を坂路で3本、CWコースで4本。さらに坂路最終追いが“ダメ押し!”と言わんばかりの熱っぽさだった。単走ながらラストはしっかりと追われ、4F53秒3~1F12秒6と上々の時計。攻め抜いたという表現がぴったりだ。友道師も満足そうな笑みを浮かべる。

 「しまいだけ、というのは予定通りです。入厩当初は暑さで夏負け気味だったけど、そのあたりを考慮しながらやってきたからね。2週前ぐらいから良くなってきたし、いい感じで初戦を迎えられそうです」

 晩成が多いハーツクライ産駒には珍しく、完成度の高さを武器にデビューから3連勝。ところが、3歳を迎えて暗転した。圧倒的1番人気に支持された共同通信杯で4着に敗れると、反撃を期した皐月賞でも13着に大敗。一気に脇役へと追いやられた。続くダービーも9着。後方から向正面で一気に先頭に立ちながら、最後は後続にのみ込まれてしまった。ただ、この一戦にトレーナーは光明を見いだしている。

 「見せ場はあった。共同通信杯ぐらいから真剣に走っていない感じがあったけど、初めて着けたチークの効果で最後まで一生懸命に頑張っていたからね」

 今回もチークピーシーズを継続して着用。ひと夏を越して、やる気が完全に戻っているかどうかが鍵だが、やれることはやった。あとは愛馬を信じるしかない。「菊花賞を無理に使うつもりはありません。今回の内容を見て、今後の路線を決めます」と友道師。前哨戦モードは全くない。何が何でも結果が欲しい一戦だ。

 【友道厩舎複勝率50%】友道厩舎は神戸新聞杯に過去8頭が参戦して、【1・1・2・4】の好成績を残している。15年10着サラトガスピリットを除く7頭は掲示板を確保。また、09年4着アンライバルドを除く7頭は人気以上の着順で走っている。ここ2年は18年が1着ワグネリアン、2着エタリオウのワンツーフィニッシュ。昨年はワールドプレミアが3着に差し込んで優先出走権を獲得。菊花賞制覇へとつなげた。

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