【フェブラリーS】アルクトス、週2回追える成長の証

[ 2020年2月20日 05:30 ]

ソロフレーズ(左)と併せ追い切るアルクトス(撮影・郡司 修)
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 【G1ドキュメント・美浦=19日】来週29日は第1回のサウジCが開催。出張予定の高木は現地でクリソベリル、ゴールドドリーム、そしてラクダに合うのが今から楽しみ。一方、国内2強が遠征することで、フェブラリーSは例年より混戦ムード。G1未勝利馬でもチャンスは十分だ。水曜朝、活気あふれる走りを見せたアルクトスが気になる。

 ポリトラックでの最終追いは4角付近から加速すると、馬なりのまま一気にソロフレーズ(5歳3勝クラス)の1馬身ほど前へ。無理をしなかったラストは、いっぱいに追われた僚馬と併入したが、出来の良さは歴然だ。騎乗した田辺は「前走も最終追いはポリで動きが良かった。今回は4週前から調教に乗っている。いい状態で安定しています」と納得の口ぶりだった。

 2走前・プロキオンSで重賞初勝利を挙げると、強敵相手の前走・南部杯で2着。躍進の鍵はボディーの進化によるものだ。栗田師は「弱かった右の背腰が強くなった。以前は水曜に追うと回復を待たなければいけなかったが、今回は今までになく順調です」と説明。1月16日に帰厩してから、計5回こなした日曜追い。かつてはできなかった“週2回の追い切り”が成長の証だ。

 「あえてレースで控えさせたり、砂をかぶらせたりしてきた。最初に“走る馬だな”と思った感触は本物だった」といつも冷静な田辺の言葉にも力がこもる。長く使える脚が生きる東京は5勝。2強不在の幸運を味方に、大仕事をやってのける雰囲気が漂っている。

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