【フェブラリーS】ミューチャリー映える!後輩とバチバチ併せ馬でねじ伏せた1馬身先着

[ 2020年2月20日 05:30 ]

船橋競馬場で併せで追い切るミューチャリー(右手前) (撮影・西川祐介)
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 21年ぶりの地方馬Vを狙う船橋の生え抜きミューチャリーは船橋競馬場で併せ馬を行い本番に備えた。

 日の出前の午前5時40分すぎ。一部照明が点灯した船橋ダートに登場したミューチャリーは軽くウオームアップした後の3周目。スタンド前に陣取る報道陣にアピールするように、ギアを一段上げた。向正面からウタマロ(3歳)と体をビッシリと併せて外へ。右ムチ2発!!6F78秒1~5F62秒3~1F12秒0。手応えは内の後輩が優勢だったが、ねじ伏せるように1馬身先着した。

 見届けた矢野義師は「ウタマロにあおられていたな…。でも、あれもソコソコの馬と思っているので。いい併せ馬ができた」と笑顔。「腰に疲れが出やすい馬だけど、今回はそんなこともなくしっかり追い切れた。良い状態で臨める」と確信に満ちた表情で続けた。

 船橋生え抜きの明け4歳の逸材。昨年は“南関東3冠”の王道を歩んだ。4月羽田盃1着、6月東京ダービー2着。JRA馬に挑んだ交流G1ジャパンダートダービー3着。現役最強ダート馬クリソベリルと0秒6差、2着デルマルーヴルと頭差の奮闘だった。「あれは強行軍。地方馬にはきついローテーションになるので」と愛馬を思いやった。南関東3冠は約2カ月半で3戦の強行軍。それでもJRA勢に食い下がったのは潜在能力の高さゆえだ。

 前走・川崎記念(4着)は2周目3コーナーで早々と先頭へ。同師は「外枠なので早めに内に潜りたかったのは確かだけど、スタートが良すぎて他馬の目標になった」と敗因は明確だ。

 父は09年の米G1フォアゴーS(ダート7F)を制したパイロ。末脚が爆発なら、99年メイセイオペラ以来の地方所属馬Vの夢が膨らむ。指揮官は「(南関東の)クラシックが2000前後なので使ってきたが、体形を見ても本来はマイラー。相手は一気に強くなるけど、切れを最大限に発揮できれば」と寒空を吹き飛ばすように熱い期待を込め、名手・御神本にバトンを託した。

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