【フェブラリーS】モズアスコット 枠順&相手強化は不安材料に

[ 2020年2月20日 05:30 ]

クリストフ・ルメール騎手を背に坂路で併せ馬で追い切るモズアスコット(右)
Photo By 提供写真

 【取捨選択・モズアスコット】根岸Sは我が◎に見事に応えてくれた。ただ今回も無条件で本命かとなると、気になる点もある。

 一番の課題は砂をかぶった時にどうか?根岸Sはもまれにくい外めの11番枠に加え、出遅れから挽回して中団の外へ運べたことで道中もまれず、4コーナーでも一番外に出せた。これ以上ないスムーズな競馬だった。もし内枠になった時、同様の競馬ができるかは定かではない。

 現実的には相手強化も鍵。根岸Sの2着馬コパノキッキングは1200メートルだと強いが、1400メートルでG1級とは言いにくい。逃げ候補インティのペース配分もポイント。強力先行型不在。昨年同様、平均ペースの独り旅だと差し切るのは容易ではない。芝スタートのマイル、1キロ減の定量57キロ、ダート2戦目の慣れとプラス材料も満載だが最終的には「枠順確定」を待って結論を出したい。 

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2020年2月20日のニュース