【カペラS】コンビ継続あるぞ!Dr.コパ氏 菜七子JRA重賞初制覇で「夢かなった」

[ 2019年12月9日 05:30 ]

カペラSを制し通算99勝とした藤田菜七子(左)は馬主の小林祥晃氏(中央)、村山明調教師と喜び合う(撮影・西川祐介)
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 カペラSを連覇したコパノキッキングの馬主であるDr.コパこと小林祥晃氏(72)も万感胸に迫る。優勝インタビューを受ける“愛娘”の姿を自らのスマホで撮影し続けた。 レース結果

 「(菜七子が)本当にうまく乗った。見ての通り最高のレース。地方、中央で重賞を2つ勝って、コパの夢はかなった」

 風水師として、「日曜日のラッキーナンバーは4と7」と話していた同氏。京都・伏見稲荷で必勝祈願をしていた6日に枠順抽選で4枠7番に決まり、この日は朝風呂で厄落としをして臨んだ。

 菜七子と歩んだ一年だった。「一競馬ファンとして、菜七子に重賞を勝たせるのが私の使命」。いきなりのG1。2月のフェブラリーSから起用し続けた。転機となったのが3着に終わった8月のクラスターC(盛岡)。キッキングは1番人気に推されたが、武豊、岩田康の一流の腕に屈した。「普通の馬主だったら言わないけど、俺は言う。“今回は豊さんと岩田さんに負けたんだよ”って。あのレースから彼女の意識も乗り方も変わったと思う」。期待通り、東京盃(大井)で重賞初制覇。続くJBCスプリントは2着に敗れはしたが、「あれは俺が急きょ“使う”って言いだして…。厩舎も菜七子も準備が足りなかった」と素直にわびた。

 当初、菜七子&キッキングコンビは「年内解散」としていたが、レース後は「今年は(村山明)調教師に随分とわがままを聞いてもらったから、来年はレースも騎手も全て任せる」と一任する意向を示した。もっとも「マイルは長いかな」と、フェブラリーS(来年2月23日、東京)への再挑戦については消極的な姿勢を示した。

 乗せ続けた菜七子からの暮れの大きな恩返し。「オーナーとしても合格だろ!?みんな俺のことも褒めてくれよ」と豪快に笑った。

 ◆コパノキッキング 父スプリングアトラスト 母セラドン(母の父ゴールドヘイロー) セン4歳 栗東・村山厩舎所属 馬主・小林祥晃氏 生産者・米国レイリー・マクドナルド 戦績15戦9勝(地方4戦1勝) 総獲得賞金2億6460万9000円。

 ▼(菜七子の所属厩舎)根本康広師 馬が菜七子を信頼しているし、菜七子も馬を信頼している。コパさんは負けても負けても、“1年間は(菜七子に)任せる”と太っ腹でした。

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