【阪神JF】レシステンシア無敗女王!ウオッカ超えレコード戴冠

[ 2019年12月9日 05:30 ]

<阪神JF>直線で突き放しレコード勝ちするレシステンシア(撮影・亀井 直樹)
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 無敗のスピード女王が誕生した。2歳女王決定戦「第71回阪神ジュベナイルフィリーズ」が8日、阪神競馬場で行われた。4番人気のレシステンシアが先手主張から後続に5馬身差をつけて逃げ切り、史上12頭目の無敗V。勝ち時計1分32秒7は06年の同レースでウオッカが記録した2歳コースレコードを0秒4更新した。鞍上の北村友一(33)は日本人騎手最多となる今年G13勝目、松下武士師(38)はG1初勝利となった。 レース結果

 どれだけ手を伸ばしても届かない。逃げ水か、はたまたかげろうか――。抜群のスタートを切ったレシステンシアはスピードの違いでスッと先頭へ。前半3Fを過去10年で最速となる33秒7で通過した。北村友が冷静に振り返る。

 「3角から4角で少しペースは速いと思いましたけど、リラックスしていましたし想定通りでした」

 4角手前で2番手追走のロータスランドが早めに並びかけてきたが、後続が追えば追うだけレシステンシアはその先を行く。ギアチェンジしての加速が素晴らしかった。2着に5馬身差をつける圧勝。勝ち時計1分32秒7はG17勝の名牝ウオッカが06年に記録した2歳コースレコードを塗り替えた。

 大阪杯アルアイン、秋華賞クロノジェネシスに続き今年G13勝目を挙げた北村友が、圧倒的な勝ちっぷりを絶賛する。

 「強いですね。馬に感謝です。たくさんのお客さんがいる中でも、どっしり落ち着いていました。まだ粗削りな面はありますが、もっと良くなるポテンシャルを秘めていると思います。松下調教師にG1をプレゼントできて良かった」

 その松下師は開業5年目、7度目のG1挑戦で初制覇。「本当に夢のようで言葉にならないです。ゴールまでが長かったですね」と喜びをかみしめつつ、「今後は馬体を確認。オーナーとの相談になりますが、来年に夢が広がる勝ち方でした。まだまだ良くなると思っています」と期待を膨らませた。

 レース後の表彰式で彼女が何者か分かった。きれいにアーチをかけた虹。どれほど手を伸ばしても、彼女に届くことはない。

 ◆レシステンシア 父ダイワメジャー 母マラコスタムブラダ(母の父リザードアイランド)牝2歳 栗東・松下厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績3戦3勝 総獲得賞金1億270万8000円。

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