【香港カップ】ブライト偉業 香港G1春秋制覇!アーモンド回避重圧も「魂見せられた」

[ 2019年12月9日 05:30 ]

<香港カップ>接戦を制したウインブライト(白帽)(撮影・田井秀一)
Photo By スポニチ

 “チーム・ジャパン”が天高く舞った。香港国際競走のG1・4レースが8日、シャティン競馬場で行われ、日本馬が3勝した。日本馬の3勝は01年以来2度目。香港カップはウインブライトがクイーンエリザベス2世Cに続く香港G1春秋制覇の偉業を達成。香港マイルはアドマイヤマーズが国際G1に昇格した00年以降、初の3歳馬V。香港ヴァーズはグローリーヴェイズが完勝した。 レース結果

 「ドリームカムトゥルー!」。松岡が喜びを爆発させる。日本馬による香港国際競走3勝。快進撃を締めくくったのはウインブライトだ。春秋香港2000メートルG1を連覇したのは日本馬で初めて。松岡は「アーモンドアイ回避でカップは日本馬1頭。責任重大だったので勝てて良かった。日本人騎手は自分だけだし、魂を見せられたかな」と安どの表情を浮かべた。

 8頭立ての大外枠。「スローになるのは分かっていた」と作戦通りの先行策から、抜群の手応えで直線を迎える。マジックワンドとの壮絶な叩き合い。並んでゴールを駆け抜けた。タイム差はわずか0秒02。しかし、鞍上は「馬が最後に出てくれた。ゴールしてすぐ勝ったと分かった」と勝利を確信していた。

 畠山師は「良かった~」とガッツポーズ。厩舎スタッフと抱き合って喜んだ。有馬記念に登録済みだが、「もし使うとなれば中1週になるので」と年内休養が基本線。今後については「来年も選出していただければ、ぜひ考えたい」と今春に制したクイーンエリザベス2世C参戦についても言及した。香港競馬の歴史にその名を刻んだ勝出光采(ウインブライトの香港名)と松岡正海。人馬一体の夢の道の終着点はまだまだ先だ。

 ◆ウインブライト 父ステイゴールド 母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン) 牡5歳 美浦・畠山厩舎所属 馬主・ウイン 生産者・北海道新冠町コスモヴューファーム 戦績21戦9勝(海外2戦2勝) 総獲得賞金約5億2296万3000円。

続きを表示

この記事のフォト

「AJCC」特集記事

「東海S」特集記事

2019年12月9日のニュース