“アドマイヤ”オーナー近藤利一氏が死去 77歳 今夏にがんを公表

[ 2019年11月17日 13:51 ]

近藤利一氏
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 “アドマイヤ”の冠名で知られる近藤利一オーナーが17日早朝、大阪市内の病院で亡くなったことが分かった。77歳だった。今夏にがんであることを公表し、闘病生活を送っていた。

 84年に馬主免許を取得。98年朝日杯3歳S(現朝日杯FS)のアドマイヤコジーンでG1初制覇。99年にアドマイヤベガでダービーを制覇した。JRA・G112勝。海外でも07年にUAEのドバイデューティフリー(現ドバイターフ)をアドマイヤムーンで、14年に豪コーフィールドCをアドマイヤラクティで制した。規定により故人の馬主名義変更には1カ月の猶予期間があり、香港マイルに出走予定のアドマイヤマーズなど所有馬の動向はその間に決められる。

 通夜、告別式などの日程は未定。

 ▼友道師「8日に電話でお話ししたときには元気に香港の話などをしていらっしゃった。今週の火曜に奥様から電話を頂いて、水曜に病院でお会いしました。開業前の夏にノーザンファームでお会いしてご挨拶させていただいてから、その年の11月に僕が急きょ開業することになり、きょうまでずっとお世話になりました。驚いていますし、非常に残念です。香港(アドマイヤマーズ)は予定通りに行きます」

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