【マイルCS】インディチャンプV 初騎乗の池添「結果出さないとと思った」「本当のチャンピオン」

[ 2019年11月17日 15:54 ]

<京都競馬11R マイルCS>2着のダノンプレミアム(右)に1馬身半の差をつけマイルCSを制したインディチャンプ (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 秋のマイル王決定戦「第36回マイルチャンピオンシップ」(G1、芝1600メートル)は17日、京都競馬場で行われ、池添騎乗のインディチャンプ(牡4=音無厩舎)が優勝、G1・2勝目を飾った。2着にダノンプレミアム、3着にペルシアンナイトが入った。

 インディチャンプは今年の安田記念を制しており、史上7頭目の春秋マイルG1同一年制覇の快挙を達成した。春秋マイルG1制覇は11頭目で、同一年の達成は2015年のモーリス以来4年ぶり。
 
 勝ったインディチャンプは父ステイゴールド、母ウィルパワーの血統。通算成績は12戦7勝。中央G1は2戦2勝となった。

 鞍上の池添は、昨年の有馬記念をブラストワンピースで勝って以来、中央G1通算25勝目。マイルCSは2003、04年(いずれもデュランダル)、2011年(エイシンアポロン)以来の4度目の優勝。

 池添は「(馬が)強かったです。(初騎乗で)急遽の乗り替わりだったが、春のチャンピオンですし、依頼されたからにはしっかり結果を出さないと思っていた。状態はよかった、人気の2頭は強いと思っていたが勝ててよかった」とホッとした様子。

 道中前めに付けた展開。「ゲートに少し難があると聞いていたが、しっかりと出てくれた。少し流しながらというか、いいポジションだったと思う。ちょうど左斜め前にダノンプレミアムがいたので、ダノンを見ながら進めればいいかなと思った。(最後の直線)こっちはまだ手応えに余裕があった。追い出しを待つ余裕もあって、追い出してからは凄くいい反応してくれた」と振り返った。

 マイルCSは4勝目。「いい馬に乗せてもらっています」と謙遜してから「このレース勝ったことで本当のマイルのチャンピオンだと思う」と馬の力走を称えた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年11月17日のニュース