【エ女王杯】斎藤誠師は三度目の正直 チャーム&ディーヴァで雪辱を 悲願タイトルへ「順調」

[ 2019年11月8日 05:30 ]

マーフィー(右)と笑顔でポーズをとる斎藤誠師(撮影・郡司 修)
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 美浦で雪辱を期すのは国枝師だけではない。斎藤誠師は14、15年に2年続けてヌーヴォレコルトで参戦。共に首差2着と、あと一歩のところで涙をのんだ。師は「2年とも1番人気だったから、本当に悔しい思いをしました」と振り返る。

 リベンジを狙い今年は2頭出しで挑む。4歳ウラヌスチャームはG1初挑戦。「年明けに中山で2200メートル(迎春S)を勝った時から、今年の目標をここに設定した。賞金加算も含めここまでは順調に来た。馬もスイッチが入っていい感じ」と師。その迎春Sの手綱を取ったマーフィーを確保。「勝った時のいいイメージで乗ってもらえれば」と期待する。

 もう一頭は3歳シャドウディーヴァ。「こちらも順調。腰がパンとして一歩目の踏ん張りが利くようになりゲートも出るようになった。栗東の環境にも慣れてカイバもよく食べている」と好感触だ。関東馬だが2頭共に2カ月近い栗東滞在で調整。「輸送を気にせず調整できる地の利はある。担当者には長期出張になって申し訳ないが、その分、結果につながってくれれば」。三度目の正直で悲願のタイトルを手にするか。

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2019年11月8日のニュース