【秋華賞】台風接近で関東馬7頭 異例の金曜輸送へ…国枝師「環境慣れるのにはいい」

[ 2019年10月11日 05:30 ]

<秋華賞>金曜輸送するカレンブーケドール
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 猛烈な勢力となり近づく台風19号。競馬開催も危ぶまれる中、10日午後、京都遠征する関東馬の金曜輸送が決まった。「通行止めなど現地に行けないのは困る。風にあおられて馬運車が倒れる危険もあるので」と馬運車を取り扱う日本馬匹輸送自動車の担当者。これにより、秋華賞出走の関東馬は栗東滞在のシャドウディーヴァとパッシングスルーを除く7頭が、金曜午前4時に美浦を出発。京都競馬場で2泊するイレギュラーな日程となる。 秋華賞

 いち早く金曜輸送を想定していたカレンブーケドールの国枝師は、ピンチをチャンスに、と前向き。「台風は仕方ない。条件はどこも一緒。金曜輸送は気にならない。落ち着いている馬だし、普段の牧場との輸送でも大丈夫なので。2泊することで逆に1日余裕ができるので環境に慣れるためにはいい」と話した。土曜は厩舎周りの運動やパドックでスクーリングを行う予定。「春よりパワーアップしている」と最後の1冠に力を込めた。

 また、前走で1勝クラスを勝って駒を進めたシングフォーユーの牧師も「輸送は元々金曜か土曜かまだ決めていなかったし気にならない」と動揺はない。「道悪は苦手な感じ」と天気には気を配りつつ「乗りやすく自在性がある。掛かるところも力むところもないので距離や初コースは大丈夫。状態はいいので楽しみ」と期待を持って臨む。コントラチェック、シェーングランツの藤沢和勢も「いつも天栄(福島)と行き来しているし大丈夫」(津曲助手)と問題なしのジャッジだ。

 今年のオークスで優勝したラヴズオンリーユーが金曜に東京入りしたように、環境に慣らす目的や輸送減りを考慮して早めに入厩する例は多々ある。全馬金曜輸送は異例だが、G1仕上げに余念のない各陣営に懸念材料はなし。決戦の地へ、嵐を避けて万全の状態で乗り込む。

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