最初の禁止薬物は17~18世紀 英仏でコカイン投与

[ 2019年6月15日 05:30 ]

JRA 禁止薬物検出、152頭出走取消

 禁止薬物の歴史としては、17~18世紀に、英国やフランスでコカインなどの投与を行ったのが最初と言われる。1968年には日本でも名高いケンタッキーダービーで、1位入線のダンサーズイメージから禁止薬物が検出され失格となる(のちに裁判所で1着と認める判決が出た)。

 79年には公正競馬を求め、米国ニューヨークの競馬場で、レース前の薬物検査が開始された。しかし、近年、米国で多くの馬に使用されていたラシックスが、肺出血を防ぐためとして使われていたが、実はほかの薬物の検出を隠すものとしての役目がある、と報じられたこともある。

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