【AJC杯】フィエール瞬間移動!ルメール大絶賛

[ 2019年1月18日 05:30 ]

3頭併せで追い切るフィエールマン(右)(撮影・郡司 修) 
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 「第60回AJC杯」(20日、中山)の木曜追いでは昨年の菊花賞馬フィエールマン(牡4=手塚)がクリストフ・ルメール(39)を背に絶好の動きを披露した。

 さすがはG1馬だ。フィエールマンの“瞬間移動”は鮮やかだった。昨秋の菊花賞以来、ルメールが騎乗したWコースの最終追い。前からレッドイリーゼ(4歳500万)、ルヴォワール(5歳1000万)の順で進み、最内に入った4コーナー手前でなぜか!?モタつき、前2頭とは4〜5馬身遅れで離されかかった。

 だが、残り1F手前でエンジンが掛かると音を立て一瞬で加速した。6F84秒6〜1F12秒3で中ルヴォワールに2馬身先着、外イリーゼにはしっかり併入した。首をグッと下げる理想的なフォーム。その体は厳寒期とは思えないほど光沢を帯びている。ルメールは「4コーナーでちょっと滑り、反応が遅くなった」と説明した後、トップスピードに乗り切った後の愛馬を称えた。「直線はハードプッシュしていないのに、自分から加速してくれた。エンジンあります。ポテンシャルが高い。大きな馬じゃないので、休み明けでも太めもない。コンディションはいいです」。出てくる言葉は称賛ばかりだ。

 G1初挑戦で制した菊花賞の後はノーザンファーム天栄(福島)へ放牧。有馬記念回避を決めた後はじっくり疲れを取った。年初3日に軽度の熱発はあったが、翌4日から乗り込んでいる。手塚師は「熱発の影響はないし、能力を信頼していい。体幹が強くなった。ガタッとこなくなった」と体質強化を肌で感じ取っている。

 前年クラシック優勝の明け4歳馬のAJC杯出走は99年スペシャルウィーク(ダービー制覇)以来。同馬は1番人気に応えて快勝した。年明けも好走が目立つ明け4歳勢。ルメールは「11頭立て?ちょうどいい(笑い)。特殊な3000メートルで勝ったけど、この馬は2000〜2200メートルが一番いい。ここは大きなチャンス」と“最強世代”のG1馬の底力を信じている。

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