【阪神JF】大逃げでオルフェ下した石橋脩 今度は娘をエスコート「自信あった」

[ 2017年12月10日 16:04 ]

<阪神JF>ラッキーライラックと記念写真に納まる松永調教師(右)と石橋騎手
Photo By スポニチ

 2歳女王を決める「第69回阪神JF」(G1、芝1600メートル)が10日、阪神競馬場11Rで行われ、石橋脩騎手騎乗の2番人気ラッキーライラック(牝2=松永幹厩舎、父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース)が優勝。“オルフェ娘”が世代最初のG1馬となった。

 中団待機策からVに導いた鞍上の石橋は「前走は力んでいたので(今回は)返し馬から気を付けた。レースはうまく落ち着いて賢い馬だと思った」と落ち着いた様子でレースを振り返り、「(直線の感触)いいとこにはまれたのでこの馬の力は分かっているので、あそこまで来たら自信を持っていった」とデビューから手綱をとり続けるパートナーへの信頼を口にした。

 来春に向けては「身体能力が高く、走る能力がある。オンオフもはっきりしている。とにかくこのまま無事に行ってほしい」と太鼓判。自身のG1通算2勝目については「もう一度勝ちたいと思って頑張ってきてよかった」と短くまとめ、「ラッキーライラックは走る馬なので、これからも応援よろしくお願いします」と再び愛馬を称えた。

 石橋のG1初勝利はラッキーライラックの父・オルフェーヴルが断然の1番人気に支持されていた天皇賞・春(12年)で、ビートブラックとともに決めた大逃げVだった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年12月10日のニュース