【阪神JF】ラッキーライラックが無敗の2歳女王!怪物オルフェーヴル産駒G1初制覇

[ 2017年12月10日 15:42 ]

<阪神11R・阪神ジュベナイルF>鋭い末脚で抜け出した石橋脩騎手騎乗のラッキーライラック(手前)
Photo By スポニチ

 2歳女王を決める「第69回阪神JF」(G1、芝1600メートル)が10日、阪神競馬場11Rで行われ、石橋脩騎手騎乗の2番人気ラッキーライラック(牝2=松永幹厩舎、父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース)が優勝。“オルフェ娘”が世代最初のG1馬となった。

 中団から競馬を進めたラッキーライラック。直線でスムーズに大外に持ち出されると、末脚を伸ばして一気に突き抜けた。3/4馬身差の2着は3番人気リリーノーブル、さらに半馬身差の3着には4番人気マウレアが入った。勝ちタイムは1分34秒3(良)。

 勝ったラッキーライラックはデビューから無傷の3連勝でG1初制覇。通算戦績は3戦3勝。父のオルフェーヴルは圧倒的な競走能力から怪物と呼ばれた日本を代表する名馬で、初年度からG1馬を輩出となった。

 鞍上の石橋脩は中央G1通算2勝目で今年は初勝利。管理する松永幹師は中央G1通算3勝目(障害含む)で今年は初勝利。

 今年から「ホープフルS」(28日、中山芝2000メートル)がG1に昇格。JRAで行われる2歳G1競走は「阪神JF」、「朝日杯FS」(17日、阪神芝1600メートル)、「ホープフルS」の3競走に増加した。

続きを表示

2017年12月10日のニュース