【万哲の乱 特別編】10日中山11R 充実ディオスコリダーが重賞の壁も突破

[ 2017年12月10日 08:00 ]

 本日の中山メイン11R・カペラSは阪神JF、香港国際競走の陰に隠れた形!?ただ僕が大好きな中山ダート1200メートルの唯一の重賞で個人的には熱い。メンバーを見渡すと5歳以上のベテランだらけ。3歳、4歳がそれぞれ1頭だけ…と珍しい年齢構成だ。

 3歳の◎ディオスコリダーは若さ=成長力に期待しての指名。今春ドバイ遠征したほどだから、陣営の期待も熱かったのだろう。帰国後は3着、1着、3着、1着と安定した成績でアッという間にオープン入り。特に前走・西陣Sは強かった。湿った走りやすいダート(重)とはいえ、上がり3F34秒8と芝並みの切れ味を披露した。中山ダート1200メートルでは2歳暮れの冬桜賞が好位差しの強い勝ち方だった。中山ダート1200メートル戦は「スタート地点の芝を長く走れる外枠有利」は定説。絶好の大外16番枠なら、もまれずに好位(3〜6番手あたり?)は狙えるはず。しっかり制御を利かせて一気差しだ。

 《もうひと押し》中山9R・黒松賞は◎ランスマン。前走(9着)は休み明けが影響して、レース前にイレ込んだのが響いた。上原師は「久々を使ったことでガス抜きできた思う。ここでも十分通用する馬」と期待していた。

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2017年12月10日のニュース