【阪神JF】ミスターX 底が知れないライラックで勝負!!

[ 2017年12月10日 05:30 ]

 阪神11R・阪神JFはまだ底が知れないラッキーライラックで勝負する。新潟の新馬戦を快勝すると、2戦目のアルテミスSも危なげなくV。ともに好位からメンバー中1〜2位の上がり(3F)を駆使しており、他馬にはノーチャンスだった。初戦がパンパンの良馬場で次戦が雨中の戦い(発表は良)。異なるコンディションで続いて高いパフォーマンスを発揮できるのは能力の証明だ。

 最終追いはCWコースで併せ馬。両サイドから挟み込む実戦的な形でラスト1Fは11秒9と切れた。僚馬を5馬身突き放した内容をみれば中間の順調ぶりは明白。3冠馬オルフェーヴルの初年度産駒。父に最速でG1勝利をプレゼントする。馬単(11)から(1)(4)(7)(8)(17)(18)へ。

 中山11R・カペラSはブルミラコロ。この顔触れならオープン勝ち直後の同馬で足りる。その前走・室町Sは理想の競馬を体現した。好位のインで器用に立ち回り、2着ニットウスバルを1馬身3/4突き放した。不良馬場が味方したのは否めないが、良馬場でも【4・4・1・2】なら評価を下げる必要はない。

 京都で2勝2着4回(全7走)。小回り&内回りは大歓迎で、初参戦の中山はいかにも合いそうなタイプだ。1週前にしっかり追って、最終週はサラッと流すのはいつものパターン。最終追いの軽い時計も想定内だ。デビューから手綱を取り続ける秋山が、待望の重賞初勝利に導く。馬単(14)から(4)(8)(12)(13)(15)(16)へ。

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2017年12月10日のニュース