武豊、JRA通算3800勝 大台へ「ひとつひとつ、ベスト尽くす」

[ 2016年1月31日 14:19 ]

京都3R、エイシンニトロに騎乗し通算3800勝を決めた武豊騎手

 1月24日中山のAJC杯で「30年連続JRA重賞制覇」の金字塔をうち立てた武豊(46=栗東・フリー)がまたひとつ新たな高みへ上り詰めた。31日の京都競馬3Rで87年のデビュー以来、1万9650戦目でJRA通算3800勝を達成。春を思わせる明るい陽射しが注ぐ京都競馬場は祝福ムードに包まれた。

 手綱を取るエイシンニトロは初騎乗ながら迷い無くハナへ。後続に気を抜かせない快ペースを刻み、最後はメイショウドスコイの追撃を振り切り、見事1番人気に応えた。これが3800回目となる1着ゴール。それでも喜びは新鮮で「初めて乗ったけど、いいレースをすればチャンスはあると思っていた」と笑顔がハジけた。

 メモリアルを祝うウイナーズサークルでは大勢のカメラマンが待ち構え、サイン色紙を携えたファンから「おめでとう!」の声が飛ぶ。前人未到の領域に入ってすでに久しいが、次なる目標はやはり4000勝の大台になる。武豊は「(4000勝は)まだ先の話。ひとつひとつ、目の前のレースでベストを尽くすだけ」としながらも、「成績的には満足いくものではない。もっと頑張りたい。結果的にリーディングを取れればいいし、騎手である限り、それを目指したい」と王座奪還への意気込みも口にした。

 衰えを知らない名手が16年競馬を牽引(けんいん)する。

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