星野源が語るラジオ 「そこでしか生きられない人とかがいる」 “流行り”でも「無理に行かなくてもいい」

[ 2024年2月21日 19:38 ]

星野源
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 シンガー・ソングライターの星野源(43)が20日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)に出演。ラジオというメディアについて自身の体験談をもとに語った。

 NHK「あさイチ」に出演した星野。「ラジオを聞いたことがない人が聴くにはどうすればいいと思いますか」と聞かれたという。この質問に対し「僕が話したのは、別に聞かなくていいんじゃないですかって。ラジオってニッチだといまだに思うし、インターネットができて、YouTubeやらSNSやら配信ライブやら山ほどあって。なおかつ、ラジオを選ぶ人は、そこにしか来られない人なんだという話をした」とラジオを選ぶ人の特徴について説明した。

 さらに「元々ラジオができて、その時はメディアの主役のような立場だったけれど、テレビができて、インターネットができて、どんどん端っこになっていって。僕がオールナイトニッポンを始めた頃は本当に“何もない”みたいな。やりたがる人が本当に少ないメディアだったの」とラジオ人気が下火になっていた時代を回顧した。

 星野は自身もラジオを聴いて育った立場として「僕もラジオが聴きたいというより、なんかそこに行っちゃったんですよ。ラジオってそういう人を“ようこそ”っていう場所なんだと思うんですよね」と説明。「だから無理に流行っているから、みたいな感じでラジオに行かなくてもいい。他に楽しいものがあるならそれで十分だと思うよ」とラジオの“流行り”に乗る必要性はないと強調した。

 オードリーが東京ドームでイベントを行うなど、勢いを取り戻しつつあるラジオ界。「ラジオってそこでしか生きられない人とか、そこで元気をもらう人がいるんですよね。そうしたら下火になっていたのにゾンビみたいに盛り上がっている」とラジオの“生き返り”を喜んだ。

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