「DJ FUYUMI」爆誕 坂本冬美、DJ初挑戦で才能開花 未体験のミックス、スクラッチ「大成功!」

[ 2024年2月21日 05:30 ]

新曲の発売イベントでDJ FUYUMIとしてDJに初挑戦した坂本冬美
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 演歌歌手の坂本冬美(56)が20日、クラブDJに初挑戦した。新曲「ほろ酔い満月」(きょう21日発売)のリリース記念イベントを都内のライブハウスで開催。自身の曲をミックスして報道陣に聴かせた。

 過去には故忌野清志郎さんらと組んでロックを歌うなど挑戦心は旺盛。今回は新曲が80年代の歌謡曲調であることから、歌謡曲を中心にプレーするDJフクタケを招いてイベントを開いた。ターンテーブルの前に立ち「どうせ失敗しますので、ちゃんと撮っておいてね」とおどけた。曲と曲をつないで聴かせるミックスに挑戦。「サッパリ分からない」と言いながらもDJフクタケのプレーを見て「ここはどうするの?」と興味津々だった。

 自身のレコードを使い「夜桜お七」のサビから「螢の提灯」につなぐプレー。「手が震えてる」と緊張もあったが、曲が始まると「私の代名詞!」などとマイクパフォーマンスも見せてノリノリ。予定になかったスクラッチ(レコードを手でこすり音を出す技)にも果敢に挑戦。報道陣から歓声が上がると、何度もスクラッチ。スムーズに「螢の提灯」へとつなぐと、「最高じゃないですか!大成功!」と大喜び。DJフクタケも「初めてでここまでできるのは凄い」と称えた。

 新曲「ほろ酔い満月」もDJフクタケの特別ミックス版で歌唱。カップリング曲の「淋しがり」に関するトークでは「週刊誌に“坂本冬美 男運ゼロ”と書かれてた」と切り出し、おなじみの独身トークを展開。「男運を求めてるわけではないし、韓流ドラマで疑似恋愛してるから幸せ」と言いながら、「記事は間違ってはないわね」と笑い飛ばした。

 ただ心はちょっぴり傷ついた様子。「一度くらいは週刊誌に撮られたい」とスキャンダル願望をポロリ。「目指せフライデー?」と聞かれると、「私、フラッシュで連載持ってるのよ!」と返して報道陣を爆笑させた。


 ≪坂本冬美の異ジャンル挑戦≫
 ▽ロック 1991年に細野晴臣、忌野清志郎さんとユニット「HIS」を結成、アルバム「日本の人」を発売。セーラー服でロックを歌唱
 ▽ビリー・バンバンをカバー 09年にフォーク調の曲「また君に恋してる」をカバー。同年のNHK紅白歌合戦での歌唱などで大きな反響を呼び、翌年にかけて大ヒット。オリコン週間チャートの最高位は3位
 ▽ザ・ビートルズ 09年発売のザ・ビートルズのカバー企画盤「LOVE LOVE LOVE」に参加。「アンド・アイ・ラヴ・ハー」をカバー
 ▽桑田佳祐が提供 20年にサザンオールスターズの桑田佳祐が詞、曲を手がけた歌謡曲「ブッダのように私は死んだ」が発売。大ファンの桑田に手紙を書いてお願いした。同年のNHK紅白歌合戦で歌唱

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