TBS「さよならマエストロ…」③ 西島に適役“格好いいけど柔和”

[ 2024年2月21日 07:00 ]

西島秀俊(左)と芦田愛菜が演じる親子の絆の再生を描く
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 TBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(後9・00)は、オーケストラを題材に親子の絆の再生を描く物語。天才指揮者の父(西島秀俊)と反発する娘(芦田愛菜)が少しずつ距離を縮めていく。

 主人公は前向きで正直ものでどこか憎めないキャラクター。指揮者というと孤高で強気な性格の人物をイメージしがちだが、とても柔和な人物だ。東仲恵吾プロデューサーは「西島さんは格好いいのとチャーミングな部分のどちらもある。今回の役柄は指揮の時は格好いいけど、それ以外は柔らかい。それをイメージした時に西島さんにピッタリだと思いました」と明かした。

 娘との関係性に悩む姿がリアリティー抜群。東仲氏は「西島さんのお芝居って凄くナチュラルで、良い意味で生々しい。今回はセリフがない部分の表情を、キャストの皆さんに委ねているような形。表情で心の機微を表現されるのが物凄く上手」と話した。
 第5話では芦田と宮沢氷魚の淡い恋が描かれた。「2人を見つめる西島さんの表情が素敵。うれしさと寂しさのバランスが絶妙です」と称賛した。(続く)

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