羽生善治九段VS藤井聡太8冠 NHK杯決勝進出懸け激突 通算成績は藤井の13勝3敗

[ 2024年2月19日 04:45 ]

羽生善治九段(右)と藤井聡太8冠
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 将棋の第73回NHK杯は18日、準々決勝第3局が放送され、後手の羽生善治九段(53)が中村太地八段(35)を104手で下した。羽生は3月10日放送の準決勝で、藤井聡太NHK杯選手権者(21)=王将含む8冠=と決勝進出を懸けて対戦する。

 内容的には完勝に近かった羽生は対局後「全然知らない仕掛けをされてしまい、対応を誤るとすぐつぶされる形。ずっと危ない状態が続いたと思う」と話した。

 タイトル獲得99期の史上最多記録を持つ羽生は一般棋戦でも史上最多、46回の優勝を誇る。うちNHK杯は11回制しており、「名誉NHK杯選手権者」の称号を得ている。4日放送の準々決勝第1局で伊藤匠七段(21)を下した藤井は、2年連続のNHK杯優勝を狙う。

 両者の通算成績は藤井の13勝3敗で、現在藤井が4連勝中。NHK杯での顔合わせは今回が初となる。

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