伊東純也側の2億円請求 「性被害女性が声上げにくくならない?」の声も弁護士が納得の回答

[ 2024年2月19日 18:27 ]

S・ランスの伊東純也
Photo By ゲッティ=共同

 サッカー日本代表の伊東純也側が性被害を刑事告訴した女性2人に対して、2億円を超える損害賠償を訴えたことについて、神戸学院大の中野雅至教授が19日、MBSテレビ「よんチャンTV」で「性被害女性が声を上げにくくなるのでは?」と危ぐした。

 中野教授は伊東側に一定の理解を示しながらも「気になるのは週刊誌ではなくて女性を訴えたということ」と疑問符。この件を取り上げた「書く週刊誌にも問題があって、週刊誌に書かれた段階で社会的に抹殺されるというのであれば、週刊誌訴えたほうがぼくはすっきりする」と自身の考えを示した。

 番組に出演した西山晴基弁護士も「回収という点では女性を訴えるより週刊誌を訴えたほうがいいとは思います」と認める。

 ただ、ダウンタウン松本人志の問題と違うのは「今回はこの2人の女性が刑事告訴をしたというところ」と説明する。「(週刊誌を使って)発信しただけではなくて捜査機関を使って伊東選手に刑処罰を科す目的で告訴をしているので、女性2人に対して金銭的賠償を求めるということになったのでは」と、伊東の代理人側の方針を推察した。そのうえで「伊東選手の代理人は女性2人が伊東選手を陥れようという目的、もしくは示談金を目的に刑事告訴したと考えている可能性が高い」と主張した。

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