橋下徹氏 蘇民祭、千年以上の歴史に幕で持論「これの象徴例は皇位継承問題、政治が方針を示さないから」

[ 2024年2月19日 08:24 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が19日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。今年が最後の開催となった岩手県奥州市の「蘇民祭」について言及した。

 五穀豊穣や無病息災を祈願し、フィナーレで男衆が護符の入った麻袋を奪い合う奇祭「蘇民祭」が17日、岩手県奥州市の黒石寺で開かれた。千年以上の歴史があるとされるが、担い手の高齢化などを背景に、今年が最後の開催となった。 

 祭りは、本来夜通し行うが今年は時間帯を早め、短縮開催となった。2008年には、胸毛にひげ面の男性を扱った告知ポスターが不快感を与えるとして、JR東日本が駅などでの掲示を拒否したことで話題となった。

 橋下氏は、千年以上の歴史に幕を閉じたことに「全国のお祭りでこういう状況があるみたいですね。伝統を守り続けるということと、それをなんとか残していくために変化をさせていく、ここのバランスって難しいですよね」と言い、「例えば秋田のなまはげのお祭りも、男性しかなまはげになれないんですって。女性が参加するという議論がいろいろあったみたいなんですが、やっぱり男性でいこうとか、これは地域の実情とか、地域の思いがありますから、僕らがこうしろああしろということではないんですけれども、僕は残す方になんとか知恵を絞ってもらいたいなと思うんですよね。外国人の参加だったり、さすがにこのお祭りに女性の参加というわけには、なかなかいかないとは思うんですけれども、なんとか残す方に知恵を絞ってもらいたい」と話した。

 そのうえで「やっぱりこれの象徴例は皇位継承問題、ここにきちっと政治が方針を示さないから、どこまで伝統を変化させても残していったらいいんだというところに、もう全国各地迷いがあると思うんですよね」と自身の考えを述べた。

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