山崎賢人、主演映画「陰陽師0」ロケ地・仁和寺凱旋 文化財に囲まれ撮影…壊さぬよう「緊張しました」

[ 2024年2月19日 15:40 ]

京都・仁和寺の二王門前で映画「陰陽師0」のキックオフイベントに出席した山崎賢人
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 俳優の山崎賢人(29)は19日、京都・仁和寺(京都市右京区)で映画「陰陽師0」(4月19日公開)のキックオフイベントに参加。「日本の呪術はここから始まります。ぜひ、スクリーンで楽しんでもらえたら」とPRした。

 実在の呪術師・安倍晴明の生誕日2月21日を記念して、ロケ地でもある世界遺産・仁和寺でイベントを開催。主人公・安倍晴明を演じる山崎、源博雅役の染谷将太(31)、徽子女王役の奈緒(29)と佐藤嗣麻子監督(59)が集結。重要文化財である二王門から4人揃って登場した。

 仁和寺で初めて映画の撮影が行われ、さらに同寺で初のイベント開催。佐藤監督が「世界遺産で国宝。及び腰だったのを拝み倒しました」と頼み込んで撮影許可を得て、仁和寺での撮影にこぎつけた。撮影中も文化財などに傷をつけないよう「壊したらダメ。緊張しました」腫れ物に触るように苦労したそうだ。

 この場所で実際に撮影した山崎は「世界遺産で昔から残っている場所。パワー、エネルギーがすごい。そういう場所で晴明を演じた。映像にもエネルギーが満ちあふれています」と紹介した。さらに国宝で仁和寺の本殿である金堂について「研ぎ澄まされた空間。すごかった。ピーンと、スーッと静寂があって。映像に残っていると思います」と山崎は厳かな場所での体験を満喫した。

 完成した映像を観た山崎は「率直にメチャメチャおもしろかった。現場での撮影はVXやCGなど想像でしかなかった。それがいざ映像になると実際に呪術を使ってた。うれしかったですね。核力もすごいし」と満足げ。「(呪術を)実際に使えるようになりたいですね」と笑った。染谷は「仕上がりを観たら想像を超えてはるかにおもしろかった」。奈緒は「感動して、早く誰かに観てもらって語り合いたい作品」と自画自賛した。

 安倍晴明は実在の人物。役作りについて山崎は「陰陽師になる前の安倍晴明。新しい晴明を作っていこうと話し合って。楽しかった。魅力ある、優秀な人だったから今も語り継がれている。魅力的に見えたらいいなと」と語った。

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