堂本光一「Endless SHOCK」年内で幕 来年2月帝劇建て替えの休館で決断

[ 2024年1月21日 04:00 ]

取材に応じる(左から)佐藤勝利、上田竜也、堂本光一、中山優馬、前田美波里
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 KinKi Kidsの堂本光一(45)が20日、都内で主演舞台「Endless SHOCK」の製作発表に出席した。光一は「今年で幕を閉めようと思っております」と、2000年11月にスタートした同シリーズの終幕を宣言した。今年は歴代最多の5カ月間にわたり公演。4、5月の東京・帝国劇場公演の後、7月中旬~8月中旬には大阪、9月には福岡、11月に再び帝劇に戻りフィナーレを迎える。4、5月のみスピンオフの「Endless SHOCK Eternal」が同時上演される。

 初演以来、毎年帝劇で上演してきたライフワーク。実は、数年前から大団円を考え始めていたという。作品がともに歩んできた帝劇は、建て替えのため来年2月で休館。「休館になるのであれば、幕を閉めて良いかなと思った」と大きな決断を下した。

 今回、ライバル役を演じるのはKAT―TUNの上田竜也(40)、俳優の中山優馬(30)、Sexy Zoneの佐藤勝利(27)の3人。その他、前田美波里(75)ら歴代の出演者が光一の“ラスト”を支えていく。

 大記録も待ち構えている。4月22日の昼公演では2000回の大台に到達。5月9日の夜公演で、ついに2018回となり、森光子さんの「放浪記」2017回の単独主演記録を塗り替える。「森さんの記録を超えるという意識は自分の中ではない。おごることなく各公演を大切にしたい」と謙遜しつつも意気込んだ。

 くしくも5月9日は森さんの誕生日で、「放浪記」の2000回公演が行われた日。偶然だというが「SHOCKのファン」と語っていた森さんへのプレゼントにもなりそうだ。

 節目を前に「今後どうなるか分からないですけど、誰かに自分の役をやってもらいたい思いは強くある」と思いを明かした。「一人でも多くの方に目に焼き付くような作品を届けたい」と集大成に向けて誓った。


 ≪SHOCKアラカルト≫

 ▽同一演目単独主演通算1000回以上 達成者は光一を含め4人。「放浪記」を2017回演じた森光子さん。「ラ・マンチャの男」を1324回演じた松本白鸚(81)、「夕鶴」を1037回演じた山本安英さん

 ▽フライング 00年、帝国劇場の歴史で光一が初めて実施。新型コロナウイルスにより中止をしていたが22年から再開

 ▽オンライン配信 新型コロナウイルスの影響による公演中止を受け20年3月22日に実施。帝国劇場開業以来初めてのライブ配信で6万人以上が視聴

 ▽階段落ち 02年から始まった目玉シーンのひとつ。22段の階段の最上段(高さ4メートル84センチ)から転げ落ちる。これまで階段から落ちた1781公演で、合計3万9182段になる。高さを全部足すと、パキスタンにある世界2位のK2の8611メートルを上回る8620メートル

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